プラトーン

プラトーンはベトナム戦争の過酷な戦場を描いたドラマ。、監督・脚本はオリバー・ストーン 出演 チャーリー・シーン、トム・ベレンジャー、ウィレム・デフォー(1986年/米)

第59回アカデミー賞作品賞、第44回ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞を受賞し、当時大きな話題を呼んだ作品です。

僕がこの作品をはじめて見たのは中学生の時で、当時日テレの金曜ロードショーで見た記憶が鮮烈に残っています。

主役のクリス・テイラー(チャーリー・シーン)をガンダムのシャア・アズナブルの声を担当していた池田秀一さんが演じていたのも印象的でした。

まだ洋画をさほど見ていなかった中学生の僕にとって戦場の物語は衝撃的でした。

戦場ではアメリカ軍の部隊が敵であるベトナムの兵士と戦うだけでなく、部隊内での確執をかかえ、内なる敵とも戦っていたということ。

またベトナムの村を焼き払う場面を見て、絶対的な正義はないのではないか?対立するそれぞれが、それぞれの正義・信念に基づいて争っている!?ということを感じました。

戦場の描写は当時の僕にとったら恐いと感じるくらいのもでしたが、今思うと後に公開されたプライベートライアン等に比べるとソフトなものでした。

当時、僕は学校の行事のマラソン大会が目前に控えていて気が重かったんですが、この作品を見て中学生ながらになんと幸せな環境で生活しているんだ、マラソンくらい大したことない!とやる気がみなぎって走りきった思い出があります。

クリスを演じたチャーリー・シーンさんは破産、HIVと大きな問題につつまれているようですが、あの時クリスがベトナムの戦場を克服したようにまたがんばってもらいたいと。応援してます!