TESTAMENT(テスタメント)

TESTAMENTは昨日のEXODUS(エクソダス)と同様にスラッシュメタルシーンを盛り上げたUSのバンド。

メンバーの病気、脱退等こちらも同様に紆余曲折を経ており、TESTAMENT、EXODUS、たった二つのバンドの経歴を見るだけでも様々なドラマを感じることができ、バンド活動の難しさを物語っている。

しかしながら、この二つのが現在も名前を残しているのはあきらめなかったからだ。両バンドとも解散、復活を経て現在に至る。

バンドも個人も時には立ち止まるも良し、ただあきらめないという内なるものがないと再び一歩踏み出すというのは難しい。

あきらめずに準備していれば万が一機会が来た時、また動き出せる。だが機会が来る確証もなくその準備が無駄になるかもしれない…そういった意味では復活を遂げるということもまた並大抵ではない労力が必要になってくるかと思います。

あきらめられない程のことは、生きがいや居場所になるケースが多く、結局のところそれらは本人の意思にのみ得られるものだと認識させられました。

少し逸れましたが、TESTAMENTは最近聞くようになったのですがそのサウンドはよく聞きなれた、どこか懐かしささえ感じるもの。そうニュースクールハードコアのサウンドに近いものがあり、メタルとハードコアの融合の原点になったメタルの部分がテスタメントのサウンドに感じられます。

叙情的でドラマティカルな曲の展開もニュースクールのサウンドと相通じるものがあり、TESTAMENTも多くのバンドに影響を与えたきたのではなかろうかと感じざるを得ません。