個人的ヌンチャクBEST5

ヌンチャクは90年代に活動していた千葉県柏市のハードコアバンド。ツインボーカルに言葉遊びとも言えるその鮮烈なリリックは唯一無二のスタイル。

電車の中、車の中、自転車での移動。至る所至る時ヌンチャクを聞いておりました。

AIR JAMにも出演するなどハードコアバンドの中では知名度が高く、当時聞いていた方はそれぞれ思い入れがある曲があると思いますが自分も個人的に好きだった曲をメモしておきたいと思います。

【5】3コードで悪いか
1stヌンチャク収録
速弾き=ピロピロの源はこの曲か!?笑
当時、飛ぶ鳥を落とす勢いの盛り上がりを見せたアンダーグラウンドシーン。
勝てば官軍、勝者が黒と言えば白も黒となる…
僕も当時はまだ周りを気にするいたいけな若者でありましてメタルのことは知らぬ存ぜぬの一点張り。隠れキリシタンのようにふるまっておりました。
そんな隠れメタラーを救済したのがニュースクールハードコアでありまして…
この話は長くなりそうなのでまたの機会に。

【4】唄ってマスラオ
2nd ヌンチャクラ収録
都内某宗教系大学の前で某宗教の外国人宣教師(その学校とは無関係)に勧誘受けたときにこの曲の歌詞を引用し口論なったという思い出深い曲です。
2ndは全体的に重圧高めです。

【3】黒ぶちロックンロール
3nd 都部ふぶく収録
釣りの方で思い出深き利根川が舞台となった楽曲。
僕は速いのが好きなんです。ギターもドラムも自動車も牛丼も。
上手くなりたいというより速くなりたい
そんな方向性の原点になったのはこの曲といったところでしょうか笑

【2】都部ふぶく
3nd 都部ふぶく収録
時はとまらない。諸行無常。
そんなことを思わせる楽曲です。
この曲を熱心に聞いて過去を思っていた自分。
それすらもまた過去となり甘酸っぱい幼さを懐かしく思う現在。
この先もきっとこの曲を聴くたびに自分を見つめ直すことでしょう…

【1】おお焼き場は命
vison of disorder split 収録
核心を突いたシンプルな歌詞…
ストレートなハードコアサウンドながら聞き手に情景を思い浮かべさせる
一段階上の成熟感を感じさせるそんな音源でしたね。
リリースの時系列的に異なると思いますが個人的にはこの大焼き場でヌンチャクは矢吹ジョーのように燃え尽きたと勝手に思っています。